皆さま、こんにちは。先日「東京オリンピック2020」が決定と大きく報じられましたね。日本人として、とてもウレシいニュースです。7年後と少し先の話になるのですが、素晴らしいオリンピックになることを期待したいと思います。
さて、今回のテーマは「最も効率よく脂肪燃焼させるには?」です。ジムに行って筋トレをする方、自宅で自重トレをする方、はたまたウォーキングやジョギングをする方など、さまざまいらっしゃると思います。ただ、『脂肪燃焼させる最良のトレーニング法ってどれ?』と思った方もいらっしゃると思います。やみくもにカラダを動かしても、脂肪燃焼効率が悪いとモチベーションも低下していまいます。そこで、オモシロい情報を耳にしましましたのでコラムに書いていこうと思います。
最も効率の良い脂肪燃焼トレーニング法は?
まず、以前から脂肪燃焼させるのに有効なトレーニング法は「有酸素トレ」と言われています。有酸素トレ(有酸素運動)を簡単に説明しますと、最低20分以上ウォーキングやジョギングなど行い、エネルギー供給源が脂肪燃焼サイクルに切り替わるトレーニングのことです。この有酸素トレを行うことで、脂肪燃焼が大きく期待できるのですが、さらに効果の高いトレーニング法があります。
それは、「筋トレ」+「有酸素トレ」という組み合わせ。どうやら筋トレ時に発生する「成長ホルモン」の働きが大きな注目を浴びているようです。
この成長ホルモンが、普段どんな働きをしているか説明しますと、代謝促進・筋肉増強・美肌効果などで活躍するとても優秀なホルモンです。しかし近年では、もうひとつ「脂肪分解作用」がクローズアップされているようです。確かに、有酸素トレを行えば脂肪燃焼回路がオンになるのですが、これはあくまで運動中での話。しかし、成長ホルモンの脂肪分解作用は、なんと運動後10数時間も持続しているとのことなのです。
トレーニングの順序が重要!
この「筋トレ」と「有酸素トレ」を複合的に行うことで、最も効率の良い脂肪燃焼を引き起こすのですが、実はトレーニングの順序がとても大事なのです。
成長ホルモンを持続的に分泌させるためには、「筋トレ」が先で「有酸素トレ」が後。残念なことに、順序を間違えると効果が激減してしまいます。
原因は、有酸素トレをすると血液中に脂肪分解物「遊離脂肪酸」が増えるのですが、これが成長ホルモンの分泌を妨げる働きがあるため。そうであれば、先に「筋トレ」して成長ホルモンをいっぱい出したほうが、トレーニング後の脂肪分解もたくさんしてくれるというワケですね。
順序を間違えただけで、10数時間もの脂肪燃焼作用を活用できないなんて、なんとももったいない話です。
以上のことから、「筋トレ」→「有酸素トレ」が最も効率の良い脂肪燃焼トレーニングだとご理解いただけましたでしょうか。過ごしやすい季節になってきましたので、トレーニングするにはもってこいのタイミングです。継続は力なりを信じて、3ヵ月後には余分な脂肪とオサラバしましょう☆
機会があれば成長ホルモンの分泌を促す効果的なトレーニングもお伝えできればなと思います。